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小鳥飼育の基本

小鳥は小さくて世話も簡単、散歩など必要ないし匂いも少なくとても飼育しやすいペットです。
ヒナの時から可愛がると飼い主にとても良く懐いていつでもそばにいたがり、種類によっては言葉も覚えたり本当に愛らしい家族になってくれます。
丈夫で日本の夏や冬に慣れている種類も多いですが、体調を崩すとあっという間に手遅れになってしまいますので日々注意してあげてください。
まず飼い始める前に、近所に鳥も診られる獣医さんを見つけておくことが大事です。
鳥の体は犬や猫とは構造が違うそうで、鳥専門に開業している獣医さんもいらっしゃるほど。
お迎えしたらまず獣医さんに診てもらいましょう。
ペットショップ出身の子など、はじめからおなかに菌や虫を持っていたりすることもありますので、早めに治療してあげてください。
そしてやってしまいがちなのが、人の食べ物を与えること。
鳥は、飼い主が何か食べていると肩に乗り口をつついたりしてかわいらしくおねだりします。
そうするとつい一緒に食べたくなるのですが、そこはぐっとがまんです。欲しがるからとあげては後々かわいそうなことになってしまうので、はじめから人の食べ物に興味を持たせないように工夫しましょう。
味の濃いものや脂の多いものなど普段鳥が口にしないものは、その小さな体を少しづつ害していきます。
種類によって食べさせていいもの良くないものは変わってきますが、長生きさせたいなら基本的に人の食べ物はダメです。
また好奇心旺盛な鳥たちは、調理中の油の中に突っ込んだり狭い隙間に入り込んだり何かの間に落ちたり思いも寄らない事故を起こします。放しっぱなしで飼うといつでもそばにいられて飼い主は嬉しいのですが、目が届きにくい時間が増える分そうしたリスクも増えることも覚えておいて下さい。放鳥は一日に何時間、と決めておくと鳥もかごの中の時間をゆっくり過ごすようになります。
メスの子は時期になると相手がいなくても卵を産むようになりますが、時に卵が詰まって命に関わることもあります。
こうしたことは急に起こるので、やはり信用できるお医者さんを見つけておきましょう。
小鳥は、ちょっとしたことを気をつけると多くの人が思っている以上に長生きします。
上手に世話をして、鳥たちと過ごす癒しの時間を長く楽しんでください。

器具道具

 小鳥をペットにと考えている人は多いと思います、そんな方達への助言になればと私の経験から以下の通り思い当たる事を記しますので、ご参考にして頂ければ幸いです。
 先ず第一は小鳥を飼う環境がどんなものか、鳥の健康の為には日当たりが良くその上風通しの良い所が大事です。次に飼いたい鳥がどのような声を出すかです、大きな声で近所迷惑にならないようにする事も大事です。 それから猫や蛇等の害に会わないよう気をつける事も大事です。
 そこでいざ飼う為に器具や道具等を準備する訳ですが、次の物を準備すれば良いと思います。①ケージ:飼育する鳥の種類と大きさにより選んで下さい。②止まり木:インコ類はぶら下がったりしますので他の鳥が止まって居るだけより有れば楽しみが多くなります。③バードマット:ケージの底に敷く物ですが便利な物が市販されていますが、新聞紙等でも良いと思いますがインコ類は齧ったりしますので害の無い材質にして下さい。④餌容器⑤水浴び用容器:水浴びをしない種類には不要です。 ⑥野菜容器:野菜を食べない種類には不要です。 ⑦巣:種類により大きさ形状が異なりますの、特にお子さんが見える家庭では子育ての様子や雰囲気を感じる事は情操教育に良いと思いますので、出来れば番で飼う事をお奨めします。
 さて、そこで飼い始めましたら鳥の安全と健康には十分注意して上げてください。毎日の世話を忘れずしてやれば、鳥の色・艶・声が美しく保たれそんな鳥と共に暮らせば貴方の人生は益々豊かになると思います。