現在ペットショップでは様々な種類の小鳥を販売しています。色鮮やかなものや可愛らしいものまで、以前から人気の有る十姉妹や文鳥等そして声を楽しむ為のカナリア。中には手乗りと称して家の中で放し飼いにして家族の一員として飼っているものも有ります。誰にでも簡単に飼育出来るのがそれらを飼う魅力だと思います。
　昔の小鳥の飼育方法は現在とは若干異なり、主に声を楽しむ為に飼うのが主流のようでした。三名鳥といいオオルリとコマドリそしてウグイスが人気が有り、その中でも特にウグイスは一月一日に囀るように鳥篭を囲って日照時間を調節したり、又一羽で高音、中音、低音を鳴き分けるのを珍重したりしていました。色・艶・声の良さを維持するために餌を自分で調合したりとそれなりに苦労は多かったようです。
　現在は野鳥をペットとして飼うのは原則禁止されておりますが、一部都道府県ではメジロのみ１世帯１羽のみ知事か市町村長の許可で飼う事ができますが、野生動物植物が減少している現在では出来るだけ野鳥を飼うのを止めた方が良いと思います。
　時代の流れで楽しみ方は色々と変化しています、夫々の好みに合った方法で人生の楽しみ方を見つけてより良い人生を送って頂きたいと思います。