小鳥の病気の早期発見はとにかくよく観察することです。小鳥は体が小さい分悪くなると進行が早く、早期発見がとても重要なポイントになってきます。まずはえさと便です。いつもと同じ量を上げているのに多く残していたり、便の状態も便秘気味なのか下痢気味なのか、便の量が増えていたり減っていたりしても体の異常を現すサインです。また便に何か混じっていないかも注意しましょう。また尿の色が赤褐色や黄色い場合も何かしらの異常です。そして、鳴き声、呼吸、動作もよく観察してあげてください。鳴き声がかれていたり回数が減っていたり、呼吸が早かったり変な音がしたりといったことも体の異常のサインです。普段はわりと活発に動きますが、何かおかしいとき等は体を膨らませて止まり木にじっとしていたりすることがあります。そして羽も注意が必要です。羽がよく抜ける時期でないのに抜けて薄くなっているのは病的なものが要因です。かかりやすい主な病気にそのう炎があります。首の付け根部分が腫れ、食べたえさや体液を吐き水をよく飲みます。これは細菌によるものなので対処法としては病院で見てもらい、抗生物質を水に混ぜて飲ませます。鳥も人間と同じように、下痢や便秘、鼻水を出したり風邪を引きます。対処のも仕方も同じで、新鮮なえさや水を食し、寒すぎない、暑すぎない環境を作ることが重要です。